レックスゾウカブト



飼育記録
飼育環境
- 飼育期間:40か月
- 飼育温度:18~21℃
- 飼育マット:キノコマット
- 飼育容器:250プリンカップ(2ヶ月)→1300ccボトル(8ヶ月)→2300ccボトル(10ヶ月)→5500ccケース(20ヶ月)
- 備考:羽化までに2回引っ越しがあった。引越しの度に幼虫が減量
ペアリング
ペアリング:動物(哺乳類)でいう交尾のこと
110mm程度の♂で体重40g、80mm程度♀で体重30g前後で交尾可能です。
一般的にMegasomaは後食開始からすぐに交尾可能と言われています。短命のため、ペアリングを急ぎますが、少し待った方が上手く行く気がします。
当方では、後食から1カ月程度で交尾をさせています。
交尾時間は40分程度だと高い確率で上手くいっています。
※♂の寿命が短いと交尾時間が長くなる傾向があります。交尾時間が1時間以上かかる場合は、最初の採卵を早めに行います。♂の種がきれていたり、十分でなければ他のオスを用意します。

産卵セット
ゾウカブトの産卵セットは、クリアケース大以上がおすすめです。
産卵マットには、堅詰めしやすい粘度の高いものを使用しています。
特におすすめなのは、月夜野きのこ園の完熟マットです。
産卵マットはコスト面とこれまでの成績を考え、廃マットでもOKです。
廃菌床由来の廃マットでは、泥化しやすいため使用する際には注意が必要です。
泥化の強いマットでは、生体が弱る可能性があります。


迷ったら完熟マットを使用してください。私も使用しているオススメのマットです。採卵から飼育まで使用できます。これまでの成績からは初2令までは、完熟マットが最もオススメです。次に黒土マットがおすすめです。カブトムシ全般困ったら黒土マットがおすすめです。完熟マットはDynastes(ヘラクレス属)では、うちでは成績良くないです。

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採卵
採卵は2週間に一度のペースで行います。産卵ケースのサイズによって割り出すタイミングを調整します。レックスは多産の場合、1週間で20個近い卵を産むので6L容器を使用している場合、1週間でも産むスペースがなくなります。産卵ケースなどについては、別記事にて書きます。


幼虫
卵から1~2カ月で幼虫が孵化してきます。初2令幼虫は3か月間は250ccプリンカップで十分管理できます。マットや飼育ケースに余裕があるなら1300ccボトルで5カ月ほど管理しても大丈夫です。落ちる幼虫は、初2令時期から弱弱しいです。元気な幼虫を大きいケースで飼うのが良いです。


3令幼虫
レックスゾウカブトの幼虫体重は3年でほぼピークを迎えます。体重の伸びる個体はいつまでも白く皮が薄いです。最初の3令初期の白いうちに体重を乗せることが大切です。成長しやすい環境を作るかで後半の体重の乗りが全く異なります。15か月時期の体重が乗っている個体で白く皮が薄い個体は成虫の体長も大きくなりやすいです。


飼育データ
飼育目標としては、3令後期で150gを目指せば115mmアップは難しくありません。
120mm以上だと200g近くまで体重を乗せる必要があります。
羽化までの最後の1年間は体重を測定していません。
外から見ても成長はしていたので200g overだったと思います。





みんなもレックスゾウカブトを飼育してみてね!